トーフル(TOEFL)という、
TOEIC(トーイック)とよく似た
英語のテストがあります。
トーフルは、トーイックほど 認知度が高くありませんが、
これも、立派な英語のテストです。
今回の記事では、
TOEFL(トーフル)とは何なのかについて、
わかりやすくまとめましたので、
ぜひご覧ください。
TOEFL(トーフル)とは?
TOEFL テストとは、
(Test of English as a Foreign Language)の
略語のことで、
米国の団体、Educational Testing Service(ETS) が
開発したテストのことをいいます。
TOEICが、日常会話としてのコミュニケーション能力を測ることを
主眼においているのに対し、
TOEFLの方は、大学のキャンパスや教室で必要な
コミュニケーションとしての、
「読む」「書く」「話す」「聞く」といった、
4つの技能を測定することに主眼がおかれています。
それで、TOEICは、日常会話で、誰でもわかるような
平易な単語が用いられていますが、
TOEFLの試験では、その分野の専門用語が使われることも
珍しくないため、非常に幅広い分野についての、
単語の知識が求められます。
TOEFL テストの種類とは?
この、TOEFLのテストの種類のややこしさもあって、
TOEFLの認知度がいまいち上がっていない、
ということもあるような気がしますが、、、
現在、「TOEFLのテスト」といえば、
まず、一般的には、「TOEFL iBT テスト」を指します。
TOEFLの歴史的背景、種類の多さについてのうんちく
一応、概要、背景をめちゃめちゃざっくり紹介しておきます。
TOEFLは、1964年にアメリカで開発されたテストです。
その後、インターネットを利用したテストとして、
TOEFL iBTテスト(Internet-based test)が主流になりました。
インターネットが利用できないごく一部の地域では、
従来のTOEFL PBTテスト(Paper-based Test)が
実施されていますが、
日本では、TOEFL PBTテストは、
2007年11月以降は実施されていません。
あと、団体受験のみの利用が可能な、
TOEFL ITPテスト(Institutional Test Program)がありますが、
これは、交換留学の選考などに利用されますが、
あくまでも、団体受験のみで実施されるテストです。
それで、一般的に、
TOEFLの受験といえば、
TOEFL iBT テストを指すと
だけ覚えておけばいいでしょう。
TOEFLは、英語という語学のレベルを証明するものとして、
世界約130カ国以上の機関によって利用されています。
TOEFLテストは、英語能力の証明、入学や推薦入学、
奨学金、卒業の基準として利用されています。
TOEFLの受験料は?
受験料が、2016年12月に改定され、
235アメリカドルとなりました。
1ドル=115円とすると、
235✕115≒27000円となりますから、
TOEICの受験料 5725円と比べると、
約5倍もします。それで、しっかり対策を取ってから
受験される方が宜しいでしょうね。
TOEIC iBTの試験内容とは?
試験時間:4~4.5時間。
全セクションで、メモを取ることが可能です。
結果:リーディング、リスニング、
スピーキング、ライティングが
それぞれ30点満点なので、
トータル120点 満点となります。
TOEFL テストに関するまとめ
TOEFL には、
- TOEFL iBT
- TOEFL PBT
- TOEFL ITP
の、三種類のテストがありますが、
一般的には、TOEFLといえば、
まず、TOEFL iBTのことを指します。
TOEFL iBTで高得点を取って、
あなたの英語能力を証明し、
あなたの留学などが、うまく事運ぶようにするために、
役立つ知識をこのブログで
沢山紹介していきますから、
是非、他の記事もご覧くださいね。
ちなみに、冒頭の写真(豆腐)は、
トーフルとは全く関係有りませんが、
海外で長く暮らしていると、
良質のタンパク質源として、
食べたくなる食品のひとつです。